Jライブラリー
コラム
メルマガ「ジンテック通信」で配信される「なるほどコラム」。最先端の情報をサイバーセキュリティやDX分野の専門家が、独自の視点と分析でわかりやすく解説。“世界の今”が身近に感じられると、大好評連載中です!
第34回:「市場構造の変化から考えるポイントサービスの今後 (2)」
コラム
<はじめに>「マイル修行」という言葉をご存知だろうか。航空会社の運営するマイレージサービスで多頻度顧客に提供される上級会員特典 (Frequent Flyer Program) の獲得を目的に有償で飛行機に何度も乗ることを指すらしい。マイル修行はある種のニッチ…
アフターコロナ第26回:利便性の裏に潜むリスクへの対応の必要性
コラム
前回は、プラスチックカードの歴史を振り返り、磁気ストライプの消滅可能性を指摘したが、クレジットカードやデビットカードといったプラスチックカード自体もなくなる可能性がある。このことは、第21回「バーチャルカードは脱炭素化につながるか」においても指摘した。世界の脱…
第33回:「市場構造の変化から考えるポイントサービスの今後 (1)」
コラム
<はじめに>先日、友達の買い物の様子を見て気がついたことがある。店員:「ポイントカードはお持ちですか?」友人:「あ。えっと。いや、いいです。」友人の購買行動が変わった。以前、コンビニでは必ずポイントカードを出していたが、最近はそうでもないらしい。先日、「規約は…
アフターコロナ第25回:磁気ストライプカードの歴史と今後
コラム
磁気テープや磁気ストライプは、実は、まだ重要な役割を果たしていることを前回取り上げた。今回は、磁気ストライプカードの仕様について、取り上げたい。磁気ストライプカードは、プラスチックとともに、特に、キャッシュカードやクレジットカードの歴史とともに利用されてきた。…
第32回:「市場構造の変化とデータ活用モデル(2)」
コラム
<はじめに>友人との会話でよく話題になるネタがある。私 :「ポイントカード使ってる?」友人:「うん。普通に。Tポイントとか。」私 :「ポイント、嬉しいよね〜。」友人:「そうだね。得した気分になる。」私 :「で、もちろん、規約は読んでるよね?」友人:「え? (驚…
アフターコロナ第24回:磁気テープは今も健在
コラム
前回まで、ICチップやスマホアプリを使った最近のデジタル取引を見てきた。すでに、銀行のキャッシュカードやデビットカード、クレジットカードの表面には、記録媒体としてICチップが装着されている。黒い磁気ストライプがはいったカードは、かつて一般的であったが、最近では…
第31回:「市場構造の変化とデータ活用モデル (1)」
コラム
<はじめに>友人の行動が面白い。ポイントカードの利用頻度が半端ない。本屋でピッ。コンビニでピッ。レストランでピッ。ホテルでピッ。床屋でピッ。ポイントカードを使う人は多い。日本はポイントカード王国とも言えるほど (ホントか? 笑) 多数のポイントサービスが存在す…
アフターコロナ第23回:デジタル商品券と電子マネー・デジタル通貨との違い
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前回は、地域で発行されるデジタル商品券とデジタル通貨を取り上げ、これを利用する住民に地域におけるメリットとゴールを明確にし、それを伝える仕組みが重要だと述べた。ところで、地域デジタル商品券、地域デジタル通貨は、場所を限定せず全国の加盟店・取扱店で利用できる電子…
第30回:「市場構造の変化とマーケティングの関係(2)」
コラム
<はじめに>本連載の記事を書くときは、いろいろと調べ物をすることが多い。ネットを検索したり、手元の本を読んでみたり。参照できる情報が欲しくて新たに書籍を購入することもある。実は、Amazonで「あなたにおすすめの本」に出てくるタイトルは参考になる。最近購入した…
アフターコロナ第22回:地域通貨と通貨の未来
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非接触決済がもはや当たり前の時代になり、地方では今までの商品券による地域振興策が電子商品券に代わるなど、大きな変化が起きている。利用するには、スマートフォン(以下「スマホ」という)に地域限定の電子商品券アプリをダウンロードする必要があり、すでに多くの人がダウン…
第29回:「市場構造の変化とマーケティングの関係」
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<はじめに>”Crazy Ones” (いかれた奴ら) という言葉をご存知だろうか。1997年にスタートしたAppleの有名なテレビコマーシャルのタイトルである。アインシュタインなど、かつてクレージーと呼ばれた偉人を紹介し、「世界は変えられる」というメッセージ…
アフターコロナ第21回:バーチャルカードは脱炭素化につながるか
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中国ではゼロコロナ政策で居住区が閉鎖され、工場の操業が一部停止された。また、依然としてウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する世界的な規模の制裁による輸出入制限で、各種資源の供給に支障が出ている。中でも、工場稼働中止等に伴う半導体の供給不足が気になるところであ…
第28回:「企業の競争力の変化」
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<はじめに>昔、工作が好きだった。小学校のころだったろうか。 「Wow!なんて素敵な本立て。すごく上手!」先生にむちゃ褒められた後は、自己肯定感満載で、ひたすら工作に没頭した。棚を作ってみたり、椅子を作ってみたり。日曜大工の延長線上だが、ものづくりは楽しかった…
アフターコロナ第20回:バス輸送インフラはどうすれば維持できるか
コラム
テレビでローカル路線バスの乗り継ぎ旅のような番組を見ることが多い。都内主要ターミナル駅ではひっきりなしに稼働するバスも、地方小規模都市では、路線の廃止が進むとともに、朝夕を除く日中はほとんど運行されない地域が増加しているようだ。国土交通省の統計でピーク時の19…
第27回:「信用構造の変化」
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<はじめに>落語の「徂徠豆腐 (そらいどうふ)」に「ツケ払い」のシーンがある。上総屋七兵衛 (かずさやしちべい) という豆腐屋が、ある長屋に住む貧乏学者にツケ払いで豆腐を売る。さらに、学者が世の為、人の為に学問に勤しんでいると聞いた七兵衛は、「出世払い」でオカ…
アフターコロナ第19回:既存インフラの再活用
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巣ごもりで海外に調査旅行ができないので、テレビで海外の観光地巡りの番組を見ることが多い。とはいえ、テレビ局も海外ロケに行けないので、数年前、中には、10年近く前の再放送などが多く、残念ながら情報が古い。最近増えた現地在住のガイド、不動産屋、主婦、大学生などをレ…
第26回:「デジタル革命と顕名市場」
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<はじめに>とある八百屋さんで、近所のおばちゃんが買い物に来たときの店主の言葉。「息子さん、昨日の運動会で頑張ってたねぇ。今日は大根一本、おまけしとくよ。」お客様のことを良く知ってるからこそできる会話。八百屋さんのような、近所の主婦が主たる客層であれば、こうい…
アフターコロナ第18回:顔認証決済は今後拡大するのか
コラム
この連載で、顔認証決済の実証実験を何度か取り上げてきたが、昨年末Facebookの運営会社Meta(メタ)が、顔認識プログラムを中止する旨を発表した。同社の11月2日の公式ブログによれば、今まで保有していた10億人以上の個人の顔認識テンプレートが削除され、これ…
第25回:「顕名化の意味」
コラム
<はじめに>「ある女の子がお前のことを好きだったんだって」中学3年の冬、友人から衝撃の言葉が。何だって? ある女の子って誰? 好きだった? って、過去形なの? じゃ、今は? わけがわからなくて友人を問い詰めたが、固く口止めされていたらしい。詳しくは教えてくれな…
アフターコロナ第17回:ビールから金融まで 新たな選択肢となる商品・サービスの提供
コラム
コロナ禍で研究会や勉強会などの後の飲み会がなくなった。感染者数が急速に減少し2桁になった12月でも、飲食店の利用人数などに条件があり、歓送迎会、忘年会はほとんどが自粛になった。「飲みニケーション」にそっぽを向く若者も多いと聞くが、本音の情報交換や非公式情報の交…
第24回:「配達は住所から人へ」
コラム
<はじめに>ネットショッピングは驚くほど配達が早くなった。あるサービスでは、購入から最短2時間で手元に荷物が届くらしい。会員向けのサービスだったり、エリアが限定されたり、と条件はある。にしてもスゴイ時代になったものだ。筆者もネットで買い物をする機会が増えたが、…
アフターコロナ第16回:キャッシュレス決済の副次的メリット
コラム
いくつかの所要があり、12月だけで関西を3回訪問した。このうち、2回目の目的は、南海電車のVISAタッチ決済の実証実験とパナソニックと道頓堀商店街の顔認証決済の実証実験の取材だった。12月はコロナの感染者数もきわめて少なく、土曜日であったためか道頓堀は若年層の…
第23回:「広告ビジネスの構造変化と顕名化(続)」
コラム
<はじめに>筆者はFacebookのヘビーユーザーである。直接の知人、名刺交換した人、講演の聴講者しか承認してないつもりだが、それでも友達の数は2,100人を超える。友達の投稿を読むのも楽しいが、私自身も、毎日数件の投稿をしてイイネの数にドキドキしたりしている…
アフターコロナ第15回:意思伝達手段の変化について考える
コラム
先日、衝撃的な話を聞いた。某有力地方企業では、当日急病などで休む場合にメールやLINE等のメッセージ機能を使った連絡は認められず、原則、電話連絡が必須というのだ。コロナ禍前であれば、多くの企業が同様だったと思うが、出勤制限でリモートワーク化が進み、一回も対面し…
第22回:「広告ビジネスの構造変化と顕名化」
コラム
<はじめに>知り合いがホームページを作った。Googleに「ホームページ作成」と入力すると、近所の業者が出てきたので頼んでみたのだという。(言ってくれれば手伝ったのに、笑)Googleは優秀だ。入力したキーワードに応じて瞬時に答えてくれる。しかも、欲しい回答が…
アフターコロナ第14回:ふたつぼし4047-地方交通網の在り方を考える
コラム
緊急事態宣言中は密を避けるためにテレワークの活用が求められ、出社する場合には、首都圏では電車やバスなどの公共交通機関の利用時間帯の分散が要請された。通勤や通学にバイクや自転車を利用する人も増えており、軽二輪車(126~250cc)の2020年の販売は前年度比1…
第21回:「製品の販売は顧客とのつながりの始まり」
コラム
<はじめに>シューズを履くと自動的に靴紐を調整してくれる。バック・トゥー・ザ・フューチャー2 (Back To The Future Part 2) に登場したシューズは印象的だった。主人公のマーティが2015年にタイムスリップする。未来の街で彼がNIKEのロ…
アフターコロナ第13回:BNPL市場の新しい動き
コラム
コロナ禍において、ネット決済はもちろん対面取引でも非接触決済が好まれ、スマートフォンでの〇〇PayといったQRコード決済の前払いでの即時決済が利用されている。後払い決済では、クレジットカードによる非接触ICカード(タッチ決済など)の利用が拡大している。これらの…
第20回:「スターバックスの挑戦」
コラム
<はじめに>スイカジュースと酸味のあるパッションティーを合わせたベースに、ホイップクリームをのせる。その上にチョコレートソースと抹茶パウダーをトッピングし、黒と緑のスイカの模様を形づくる。「富山 まるで スイカっちゃフラペチーノ®」<スターバックスホームページ…
アフターコロナ第12回:非接触取引を悪用した詐欺に注意
コラム
新型コロナウィルスの広がりにより、かつてないスピードで非接触の取引が拡大している。若年層向けのサービスはもちろん、中高年齢層向けにも非接触取引が増え、人と対面しないままでサービスを提供したり・されたりすることに、違和感がなくなりつつある。しかし、このような環境…
第19回:「旅館のサービスに学ぶ」
コラム
<はじめに>地元富山に、たびたび使う宿がある。欧風のオーベルジュで雰囲気も良く、地元の食材を使ったフランス料理のフルコースが最高に美味しい。食べ仲間と一緒に毎年のようにお世話になっていた。(コロナ前までは、涙)常連は贅沢を堪能できる。毎回、食事のアレンジが期待…
アフターコロナ第11回:ペーパーレス化だけはない、真のDXに向けて
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コロナワクチン接種も済んだので、緊急事態宣言明けにキャッシュレスの導入状況と課題の調査に出かけた。併せて、現地の博物館や資料館、名所・旧跡なども見学した。そこで改めて感じたのは、ほとんどの施設で紙の入場券・入園券が交付され、現金でしか購入できないということ。紙…
第18回:「デジタルで変わる教育のカタチ」
コラム
<はじめに>高校のとき、数学に熱中していた。国語や社会の時間も数学に取り組んだ。人の3倍は時間を使っただろうか。結果、大学入試の共通テストで数学は満点。世界史は1問もわからず、100点満点中28点だった (4択式なので、爆)。一人ひとりに合わせた学びがある。考…
アフターコロナ第10回:非接触決済のデジタル商品券と地域創生
コラム
2021年7月15日から福島県の会津磐梯町で日本発のブロックチェーン技術「IROHA」を使ったデジタル地域通貨が、デジタルプレミアム共通券という形で発行されている。磐梯町は、人口5千人にも満たない小さな町であるが、2020年にデジタル変革戦略室を設置し、町の各…
第17回:「あなたの肌に、ピッタリのコスメが見つかります。」
コラム
<はじめに>ZOZOGLASSなるものが登場した。今度は眼鏡か??あのZOZOが新たな取り組みを開始した。本連載の第5回に「個客一人ひとりに合わせた商品」と題して旧ZOZOSUIT (*) とZOZOMATを紹介した。今度はZOZOGLASS。見た目にカラフル…
アフターコロナ第9回:交通機関での新しい非接触決済が拡大している
コラム
アフターコロナシリーズ第1回の連載の最後に、海外では電車や地下鉄、バスなどに乗車する際に、iPhoneのApplePayを使って非接触で運賃の支払ができ、わざわざ現地の交通系プリペイドカードや切符を購入する必要がなくなりつつある旨記載した。その後、わが国でも、…
第16回:顔が見えるニュースサービス
コラム
<はじめに>最近、テレビや新聞のニュースがイマイチ面白くない。興味のある話が扱われていないからだろうか。芸能人や政治家がどうだとか、オリンピックを開催するとかしないとか、コロナで禁酒令+灯火管制がとか……。でも、どう考えてもネットのほうが情報は早いし、広く、詳…
アフターコロナ第8回:コロナ禍で増えたネット取引と後払いサービス決済(3)国内の後払い決済サービスの状況
コラム
欧州、北米、豪州では、EC通販取引を中心に、6週間以内や2か月以内など短期間での一括後払い、または短期間の分割支払いを中心に、中には6カ月以上の長期分割支払いサービスがBNPLサービスとして提供されている。最近では各国のBNPL業者が東南アジアに進出し、コロナ…
第15回:顔が見える宿泊サービス
コラム
<はじめに>Airbnbというサービスをご存知だろうか。「いや、さすがにAirbnbは知ってるぞ」と怒られるかもしれない (笑)。念のために紹介しておく。Airbnbは部屋や家を貸したいと考える人と、部屋や家を借りて滞在したいという人のニーズをマッチングさせる…
アフターコロナ第7回:コロナ禍で増えたネット取引と後払い決済サービス(2)
コラム
クレジットカードを利用しない代金回収方法として、世界で急成長を遂げているBNPL企業。BNPL企業は、金融機関やクレジット会社が提供する後払いサービスとは異なる、マネーインタラクティブなデジタル時代に対応した分割払いプランを提供し、コロナ禍で非接触ECの拡大を…
第14回:笑顔で買い物
コラム
<はじめに>一見すると「なんのこっちゃ」と思うタイトルを付けてしまった (笑)。 買い物をするときに店員さんに笑顔で話しかけよう、などという話をするつもりはない。今回も、本連載のテーマである「取引のデジタル化」について紹介したいと考えている。今回の事例は「笑顔…
アフターコロナ第6回:コロナ禍で増えたネット取引と後払い決済サービス(1)
コラム
新型コロナの感染拡大を防止するためリモートワークが増え、自宅で昼食をとることが多くなったために、食事のデリバリーサービスを依頼する人が増えたという。また、衣料品や装飾品だけでなく、食品類の買い物でも、ネット通販を利用する人が増加している。ネット通販の利用は、登…
第13回:ネットフリックスの強みの本質と「つながりの市場」
コラム
<はじめに>“ネトフリ沼” という言葉があるらしい。ネットフリックス (Netflix) で映画やドラマを視聴しているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまう。「沼」に浸かっているかのような、すっかりハマってしまう状態のことのようだ。面白い映画やドラマを視聴し…
アフターコロナ第5回:コロナ禍で増加するカスタマーハラスメントと金融サービス
コラム
コロナ禍での感情的なクレームの増加コロナ禍の中、マスクの有無、消毒個所の不備など感染対策に関するクレームや、フェイスガードや仕切り板などのせいで説明が聞き取りにくいなどのクレームが増加しているようだ。そのクレームの中には、いきなり声高に指摘したり、人格を否定し…
第12回:Amazon GOから考えるキャッシュレスの意味
コラム
<はじめに>未来のコンビニを思わせる“Amazon GO” のコンセプト動画を覚えているだろうか。Amazonが投稿したYoutube動画である。レジも支払いもない、斬新な店舗の仕組みで、私などは、ぶったまげて椅子から転げ落ちそうになった (笑)Amazon …
アフターコロナ第4回:非接触取引の新しい動きとデジタル金融サービス
コラム
完全リモートの令和3年の業務正月明け早々、仕事始めの日に寝坊した。恐る恐る、モニターの前に座ると恒例の社長の年頭のあいさつの真最中。幸いにも就業時間と同時に接続される会社のモニターには、新年用のネクタイ姿の仮想画像をあらかじめ仕込んでいたので、寝坊は露見しなか…
第11回:who, when, where, … 顕名を前提とする鍵の仕組み
コラム
<はじめに>私が学生のころ (今から考えると何十年も前か、笑) の話である。一人の知人が言っていたことが興味深かった。一人暮らしだった彼の部屋に、よく彼女が遊びに来たと。合鍵を渡して部屋を片付けてもらったり、手料理を作ってもらったり。まぁ、結構な話である。とこ…
アフターコロナ第3回:非接触実現へ一歩先の新たな投資
コラム
11月初旬、キャッシュレス決済の普及状況を確認しに、函館・大沼を訪れた。函館市では、10月中の感染者が1名と落ち着いていたこともあり、ゆったりと各地を回ることができた。ホテルや飲食店、観光施設では、「新北海道スタイル」安心宣言の下、各事業者が「7つプラス1の習…
第10回:PoS (Point of Sales) から PoU (Point of Use) へ
コラム
<はじめに>コンビニでお弁当を買うときは、レジでお金を渡すことでお弁当が自分のものになる。お客様が誰かによらず、モノとカネを交換することで取引が成り立つ。この連載で何度も紹介してきたように、匿名取引の基本的なスタイルである。PoS (Point of Sale…
アフターコロナ第2回:オープンシステム時代のセキュリティ対策
コラム
前回は、コロナ禍の中で、現金に代わってクレジットカード・デビットカードといったキャッシュレス決済手段の利用機会が拡大したばかりではなく、非接触方式のICカード利用により、決済プロセスが変化し、最小限の接触さえ回避するアフターコロナの主要決済手段となるのではない…