電話番号クリーニングシステム

特長

TACSは、電話番号(固定電話/携帯電話)の現在(リアルタイム)の利用状況(使われているのか、使われていないのか)を、相手先の電話機のベルを鳴らすことなく判定する、電話番号クリーニングシステムです。

電話機に着信しませんので、通話料も発生致しません。

ご利用企業様の社内に設置して大量データの一括処理を行うほか、システムと連携して処理を自動化することができます。

また電話番号データをジンテックでお預かりし、調査結果をお返しするサービスもございます。

電話番号DBから電話番号を抽出しTACSから発呼します。交換機より返ってくる公開信号(切断理由)を読み取ることで、相手先の電話利用状況を把握することができます。

TACSで取得できる代表的な利用状況

有効 電話が使われている
無効 電話が使われていない
移転 移転先アナウンスあり
データ通信専用端末 データ専用端末として使われている番号
都合停止 お客さま都合で通話不可

このサービスに関連するソリューション

各種申込み審査支援

詐欺集団を悪用した成りすましによる融資や口座開設の申し込みにおいては、申し込みの直前に契約した電話番号を使用する事が少なくありません。また使用されていない電話番号が申込書に記入されることもあります。

各種申込みや、通信販売等での後払い購入時においては、申込書や注文書に記載された勤続年数や居住年数と電話番号の契約継続期間との整合性を確認することで、不正申込、債権不良化等の信用リスク低減が図れます。

途上与信支援

融資先の連絡手段は常に確保しておく必要があります。

支払いの延滞が発生した際、登録電話番号に電話をしたら既に電話番号が使われていなかったという事態は、連絡先確保だけではなく、コンプライアンスという観点からも避けなければなりません。

電話番号の利用状況を定期的に調査することにより、早期に顧客の状況が変化したことを発見できるため、リスク管理に効果的です。

債権回収支援

電話による督促コールを行う際、電話番号履歴を調査し、電話が繋がる可能性があります。
SMS(ショートメッセージサービス)の一括送信が可能な[Push!SMS]による携帯電話向けの督促・リマインド等の案内を行うことにより、回収率の向上が図れます。さらに居所不明者に対しては、役所照会により住民票を取得し現住所を確認することで、コンタクトをとることが可能となります。

顧客連絡先クリーニング

登録された電話番号をTACSまたはTel2鑑定団で定期的に電話番号クリーニングすることで、電話がつながらない(=接点ロスの可能性がある)お客さまを早い段階で見つけ出します。
接点ロスしたお客さまとの関係回復にかかる不可視コストは想定以上のものになります。タイムリーに顧客データベースをメンテナンスする事で、お客さまとの関係維持を図ることができます。

休眠顧客掘り起こし支援

過去に自社商品をご愛用いただいていたが、現在は疎遠になってしまった顧客(=休眠顧客)に対し、再度自社商品の購入を提案・喚起することはプロモーションとして重要です。

新規顧客獲得が難しくなっている昨今、休眠顧客への再アプローチをすることで、効率的に来店や売上の上積みが図れます。

長期間利用していない顧客データベースを電話番号クリーニングすることにより、顧客の電話番号の利用状況を把握し、効率的に再アプローチするためのリストを作成することが可能となります。

顧客情報の保全業務支援

生損保会社の保険金支払いの際に、お客さまにお支払いの手続きに必要な書類を送付しても居所不明で不着となり、保険金の支払いができない場合があります。その場合でも役所照会により新住所を判明させることで、書類を届けることができます。また、お客さまの過去の移転電話番号を検知することで、現在の電話番号を取得し、役所照会で判明できなかったお客さまへ連絡することも可能となります。

不着郵便物対応支援

宛先不明でご案内の郵便物が戻ってきたお客さま住所の追跡作業は煩雑です。スムーズに追跡ができなければ、満期時などに適切な営業活動ができず、チャンスロス、さらには解約を招きます。ジンテックは役所照会を中心に、不着管理の入り口である「郵便物受付」「仕分」、さらには「データ入力」「データ加工」「住所調査」「再発送」までを一元管理することで、顧客情報の保全や解約防止に大きな成果を上げています。

事例紹介

サービス一覧

顧客データの管理・活用

顧客接点強化

居所不明調査・相続対策

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